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SLASHER II
MEN
FLAT CAMBER
GENTEMSTICKがスノーボードデザインに提唱した独創的なフラットキャンバーでTTシリーズと並ぶSLASHERが、登場から20年の時を経て、ボトムデザインはそのままに23-24シーズンからアウトラインを大胆に見直した。
サイドカット値はそのままに全幅を中心に再設計することで、SLASHERの特徴であった深雪でのスムースなボードコントロールはそのままに、グルーミングでのより強いカービングを可能にする。またドラグを理由にTTシリーズを諦めざるを得なかったライダーも注目の1本だ。
- Model
- SLASHER II
- Length
- 1670 mm
- Running Length
- 1010 mm
- EF.edge
- 1222 mm
- Nose Width
- 304 mm
- Waist Width
- 262 mm
- Tail Width
- 294 mm
- Sidecut R.
- 9200 mm
- Setback
- -21 mm
- Tapered
- 5 mm
- Sidecut Dep.
- 21 mm
- Cam.
- 0 mm
- Stance Width
- 510-590 mm
- Front Foot
- ◯◯●◯●◯◯●◯●
- Rec. Stance
- 510 mm
- Rear Foot
- ●◯●◯◯●◯●◯◯
(税抜価格 ¥171,000)
実際の商品とカラー・デザイン・仕様が異なる場合があり、予告なく変更することがございます。
FUNCTION
FLAT CAMBER
古典的なボトムデザインだがスキーのテクノロジーを取り入れた1980年代後半に消滅したデザイン。GENTEMSTICK ではこの「フラットキャンバー」こそがスノーボードの古典的オリジナルボトムデザインと位置づけ初代MOSS TTmodel時代よりスノーボードデザインの象徴として採用し続け、その性能を研き続け、完成の域に達している。
従来のキャンバーはパウダーの中で加重がかかっていない状態ではノーズ部分に抵抗がかかり、ノーズが沈んでしまう現象が起きる。ノーズダイブを抑えるために後ろ足加重を余儀なくされ、テールだけでターンをするしか手がない事になってしまう。 同じ事が3次元の自然地形でも起こりうる。例えば壁のトップで加重がかからないターンをする状況の場合、ボードが地形に対して逆に反っている形になり、前足より前部分のレールやエッジが狙っているラインとは違った方向にかかってしまうためにやはり後ろ加重を余儀なくされる。回避するためには、後ろ加重もしくはエッジを効かせたターンをしなければならなくなり、ラインの自由度が失われる。
これは3次元地形を滑るためのスノーボードのデザインとしてナンセンスである。しかしながらこれらのシステムはスキーのノウハウから生まれたものであり、このノウハウを取り入れながら、3次元地形でもっと自由に動き回る事が出来るシステムがこのフラットキャンバーである。加重がかからないターンの無重力感、深いターンの後半の抵抗のなさはフラットキャンバーの特徴である。