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T.T 165 CLASSIC

MEN

FLAT CAMBER

1990年に発表されたオリジナルT.T165 CLASSICは、サイドカーブ、ボトムやテールロッカーの変更を経て、2021年、限界を迎えた初期のモールドがリニューアルされる。ノーズのティップからワイデストポイントへのラインがより洗練され、レングス、ワイズ共に従来当時のアウトラインを忠実に再現し守り通してきたモダンクラシックデザインである。取り回しがよく非常に抜けのよい短いラウンドテール。シャープなスプレーをソリッドにブチ上げるポインティーノーズ。サイドカーブとロッカーラインが作り出す美しいアウトラインは、雪の上で自由自在にサーフする為に存在する。誕生以来、徹底的にスタイルを追求し、磨き続けてきたこのモデルは、如何なるコンディションでもこの一本で通し続けるハードコアースノーサーファーのためのGENTEMSTICKフラッグシップモデル。普遍であり、また新たな時代のアイコン。それが TT-modelなのである。

Model
T.T 165 CLASSIC
Length
1650 mm
Running Length
970 mm
EF.edge
1174 mm
Nose Width
277 mm
Waist Width
248 mm
Tail Width
272 mm
Sidecut R.
12840/11450 mm
Setback
-20 mm
Tapered
2.5 mm
Sidecut Dep.
14.5 mm
Cam.
0 mm
Stance Width
450-530 mm
Front Foot
◯●◯●◯
◯●◯●◯
Rec. Stance
490 mm
Rear Foot
◯●◯●◯
◯●◯●◯
PRICE
¥159,500
(税抜価格 ¥145,000)
ご注意
実際の商品とカラー・デザイン・仕様が異なる場合があり、予告なく変更することがございます。

FUNCTION

FLAT CAMBER

古典的なボトムデザインだがスキーのテクノロジーを取り入れた1980年代後半に消滅したデザイン。GENTEMSTICK ではこの「フラットキャンバー」こそがスノーボードの古典的オリジナルボトムデザインと位置づけ初代MOSS TTmodel時代よりスノーボードデザインの象徴として採用し続け、その性能を研き続け、完成の域に達している。

従来のキャンバーはパウダーの中で加重がかかっていない状態ではノーズ部分に抵抗がかかり、ノーズが沈んでしまう現象が起きる。ノーズダイブを抑えるために後ろ足加重を余儀なくされ、テールだけでターンをするしか手がない事になってしまう。 同じ事が3次元の自然地形でも起こりうる。例えば壁のトップで加重がかからないターンをする状況の場合、ボードが地形に対して逆に反っている形になり、前足より前部分のレールやエッジが狙っているラインとは違った方向にかかってしまうためにやはり後ろ加重を余儀なくされる。回避するためには、後ろ加重もしくはエッジを効かせたターンをしなければならなくなり、ラインの自由度が失われる。

これは3次元地形を滑るためのスノーボードのデザインとしてナンセンスである。しかしながらこれらのシステムはスキーのノウハウから生まれたものであり、このノウハウを取り入れながら、3次元地形でもっと自由に動き回る事が出来るシステムがこのフラットキャンバーである。加重がかからないターンの無重力感、深いターンの後半の抵抗のなさはフラットキャンバーの特徴である。

REVIEW

ナラッチ / 北海道全般 海外遠征 / 山岳ガイド
札幌近郊にも、まだまだ誰も足を踏み入れない場所が点在しており、小さな冒険の相棒としてふさわしい1本。 北海道の山岳地帯の滑走シーズンは、長く、自然環境や斜面もひとつとして同じ状況がないなか、 板との会話を楽しみながら、斜面の課題をクリアして滑走していく喜びを感じられる1本。 165cmという適度な長さが、浮力を生み、森の中での滑走の取り回し易さは、信頼に値する。 常に雪崩の危険を考えながら行動するガイドツアーにおいて、 雪面へのストレスを軽減させるべく、短時間でトップスピードを実現する直進性の良好さは、他にはないだろう。 一方で、山中に現れる大斜面へのロングターンや、ツリーランの小回りへの素早い対応をも兼ね備えた滑走性が嬉しい。

ワジ / ニセコ
ニセコの山を滑る。 自分で板をコントロールしている感じがいい。沢底からの上り、上りからの下り、沢最高です。 早いスピードのカービングも安定し、板のしなりかたが好き。切れ味いい包丁みたい・・ 自分はいつも165。まだまだ深く付き合いたい板です。

Kage / ニセコ / Photographer
シーズン初め用、ハイシーズン用、春用などと複数本所有し、全てのシチュエーションで使用している。 この板はコーナーバンクがあるような沢ではとにかく最高! またモナカ雪等の悪雪でも接地面の少なさ、細さ、引っ掛かりの少なさ故にうまく逃がす事が出来る。 そしてなによりもこの板の引っ掛かりの少ない、切れ味鋭い刃物のようなターンが好きで使用している。 職業柄物凄く狭いツリーランを強いられる機会も多いが、非常に小回りが利き、斜度がほとんどない所でもちょっとした起伏に合わせて前足を踏めば、ドンドン加速させられるので非常に便利。 TT165は浮力がないと言われているが、体重62kgに20kg前後のカメラバックを背負って、毎日ニセコのディープパウダーを滑っているが不満を感じない。ディープパウダーから悪雪まであらゆるコンディションに優れていて、僕にとっては非常にオールマイティな板であり、これ一本で充分なのだ。

JET / ニセコ 長野 岐阜 兵庫など / 飲食店経営者
林、森、壁(バンク) 、などオールラウンドに使用するが、中でも特に3D地形の沢にはオススメ。フラットキャンバーで切り返しが超早い!! このボードに出会いSnowlifeの世界が広がった。太朗さんAZS!!

t-roshi / 日本 / 177 cm / 58 kg / 27 cm
妙高、湯沢方面にて滑り込ませて頂きました。特に朝イチの圧雪バーンでのターンの切れ味が最高です。上手く踏めば切れ込んでむしろ切れ上がる!危うさと引き換えに最高のターンを描ける!私はシーズン通して沢もゲレンデもこの1本で満足です。