PRODUCTS

THE CHASER

MEN

ACCEL CAMBER

追跡者「THE CHASER」と言う名を冠したこのモデルはその名の通り飽くなき探求の象徴として存在する。150cmレンジはモダンショートボード時代のひとつの定番的レングスであり、大柄のライダーの為の"FLYFISK"、 超ショートボードでどんな斜面も刻んでしまう"HORNET"。それらに続くTHE CHASERは世界の山々に存在する手付かずのラインに新たなるトラックを刻み付けるだろう。GENTEMSTICK新時代のフラッグシップ。それがこの「THE CHASER」

Model
THE CHASER
Length
1560 mm
Running Length
995 mm
EF.edge
1077 mm
Nose Width
346 mm
Waist Width
285 mm
Tail Width
299 mm
Sidecut R.
8300/7600 mm
Setback
0 mm
Tapered
23.5 mm
Sidecut Dep.
30.5 mm
Cam.
4 mm
Stance Width
510-590 mm
Front Foot
◯◯●◯●
◯◯●◯●
Rec. Stance
510 mm
Rear Foot
●◯●◯◯
●◯●◯◯
PRICE
¥137,500
(税抜価格 ¥125,000)
ご注意
実際の商品とカラー・デザイン・仕様が異なる場合があり、予告なく変更することがございます。

FUNCTION

ACCEL CAMBER

アクセルキャンバーは1998年玉井太朗によってデザインされ、2000年にはテスト先行販売、01-02モデルに加わったSPEEDMASTERに搭載されたデザインであった。従来のキャンバー(ベンド)はターン時にエッジ全体に同じプレッシャーを与えてよりスムースで安定したカービングやターンを実現しようというものである。ボードの前後にある最大幅の約3cmセンター寄りまでアーチ状にキャンバーが入っている。このキャンバーを加重して雪面に押し付ける事によってターンを可能にする。スキー場のような2次元的(平面的)な滑走斜面や堅い雪面(アイスバーンや締まって硬化した雪面)では有効だが、新雪や深雪、または3次元的な自然の地形では進行方向とは反対の方向に反っている事で、かえって引っ掛かりやすく自由な動きを損ねるというデメリットがある。

GENTEMSTICK アクセルキャンバー はその引っかかりを無くし深雪や新雪でもボード先端が雪の中に潜り込まず、自然な浮力を得るようなポジションになるという画期的なものだ。ライダーが自然なポジションで雪面に立った時にボードの形状が最高の滑走性能となるよう開発された。ノーズ最大幅から前足の辺りまで反りが全くなくフラットで前足辺りからテール最大幅3cmセンター寄りまで、アーチベンドの反りが入っている。(アーチ状のピークは後ろ足辺りとなる。)ライダーがボードの上に乗り雪面に立ち上がると、アーチベンドが潰され前足辺りからノーズ部分が雪面に触れているだけ、または少々持ち上がる状態になる。この状態はボードの滑走性能を最大にするためのポジションで、スキーの滑降競技などでの最高速を出すためのポジショニングも同様である。

アクセルキャンバーはA、B間にアーチ状のベンドが入っている。

後ろ足を踏み込んでボードがフラットになり、Cの部分よりノーズにかけて緩く雪面から浮き上がる。これによりボードの下を流れる雪との抵抗を極端に減らすのだ。

近年大手他社からもアクセルキャンバーに類似するシステムが発表されているが、アクセルキャンバーの様なボードセンターより後半にベントがあるシステムで重要なのは、ノーズに向かっていくロッカーのデザインである。オリジナル GENTEMSTICK アクセルキャンバーは、キャンバーが終了するポイントからノーズ最大幅までに特にこだわったデザインが施されている。重要な目的は、ノーズの雪面からの抵抗をなくす事である。

REVIEW

シマシマ / 関西広域スキー場サイドカントリー中心に使用
曲がれて、飛べて、安定したスピードが出せる、マジックボード。ウエストが太いと数字では思ってしまうが、体が道具に合うのは時間の問題。自分の足のように雪の上を自由に滑らせてくれ、どんなラインも頭に描いたイメージをそのまま結果に繋げてくれる。
1段階ステージが上がった、視野が広くなったと感じられる板で、体重82kg、181cmの私でもちょうどよく、粘りと反発のバランスが取れているワールドワイドな板です。

負古太郎/日本/174cm /65kg /27.5cm
とにかくワイドで踏みこんでいける。アクセルキャンバーのフィーリングもよく、オールラウンドに使える。TT165と一緒に持っていくことが多く、乗り比べると両者の性質の違いが顕著で興味深い。

dwoo/Singapore/180cm /80kg /10cm
I found my perfect board in the GentemStick Chaser. Beautifully shaped directional board, with a very board head and taper setback back. Super floaty on powder, agile and playful. To my surprise, it holds very very well on the icy swiss slopes.This board does it all, and it so beautiful it double as an art piece on my wall.

ふくすけ/日本/173cm /75kg /28cm
ブーツサイズが28センチと少し大きめですが、ドラグにならず気持ちよくターンができます。ゲレンデメインで、私にとって長すぎず短すぎずちょうどいい長さで、小回りもきくので最近はこの板ばかり乗っています。踏み込んで走らせたり、テールを粘らせて深いターンをしたり、朝一のピステンでのターンは最高です。TT168も持っています。パウダーではTT168より浮力を感じながらゆったりと気持ちのいいターンを楽しめます。チューンナップにもよると思いますが、ピステンでかませてターンして、バンクで当て込んで、脇にある新雪でスプレーを上げて、この板で最高な1日を過ごすことができます。

KJ/日本/175cm /65kg /28cm
見た目に反してゲレンデからパウダーまで万能なマジックボード。オールラウンダーでもありつつ、特筆すべき特徴を挙げるならターンの切れ味と粘りです。過去に乗っていた板の中で最高峰だと思います。太い板なのでパワー系の板かと思いきや、175cm、65kgの普通体型でも十分扱える板です。一家に一つは加えるべきラインナップの、筆頭候補だと思います。

synichilow/日本/172cm /52kg /27cm
ゲレンデでもバックカントリーでも最高のパフォーマンスを実現してくれるオールラウンダー!先シーズン八甲田で使用しましたが、記憶に残るラインを何本も刻むことができました。なによりファーストラインのメイク率の高さ。また樹氷ツリーランの複雑な地形、フォールラインに沿っていないウインドリップ、ナチュラルパイプでのリッピングやエアーなどなど、あらゆるテレインに即対応できる当にチェイサーたる機能が満載です!ミッドレングスならではの安定感、走破性、機敏性が素晴らしく表現されたマジックボード!!