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XYZ CHOPSTICKS

MEN

ACCEL CAMBER

Alex Yoder Zigzagからネーミングされた ”XYZ Chopsticks" 20-21シーズンにリ・ニューアルされたボトムロッカーによって熟成の進んだボードデザインから登場したスプリットモデル。

「オールマウンテン フリースタイル」に集約されるXYZチョップスティックは、ディープカービングとスムーズグライドをスキー場のサイドカントリーだけでなく、人里離れた手付かずの斜面へのアプローチを容易にしてくれる。マンタレイ・ファミリーとは一線を画すフィーリングを生み出すアクセルキャンバーとラウンドテールの組み合わせを楽しみたいボードだ。

※それぞれのインターフェイスに合わせてスタンスを定めることをおすすめします。

Model
XYZ CHOPSTICKS
Length
1573 mm
Running Length
1080 mm
EF.edge
1184 mm
Nose Width
320 mm
Waist Width
270 mm
Tail Width
297 mm
Sidecut R.
8500 mm
Setback
-5 mm
Tapered
11.5 mm
Sidecut Dep.
25 mm
Cam.
4 mm
Stance Width
480-610 mm
PRICE
¥158,400
(税抜価格 ¥144,000)
ご注意
実際の商品とカラー・デザイン・仕様が異なる場合があり、予告なく変更することがございます。

FUNCTION

ACCEL CAMBER

アクセルキャンバーは1998年玉井太朗によってデザインされ、2000年にはテスト先行販売、01-02モデルに加わったSPEEDMASTERに搭載されたデザインであった。従来のキャンバー(ベンド)はターン時にエッジ全体に同じプレッシャーを与えてよりスムースで安定したカービングやターンを実現しようというものである。ボードの前後にある最大幅の約3cmセンター寄りまでアーチ状にキャンバーが入っている。このキャンバーを加重して雪面に押し付ける事によってターンを可能にする。スキー場のような2次元的(平面的)な滑走斜面や堅い雪面(アイスバーンや締まって硬化した雪面)では有効だが、新雪や深雪、または3次元的な自然の地形では進行方向とは反対の方向に反っている事で、かえって引っ掛かりやすく自由な動きを損ねるというデメリットがある。

GENTEMSTICK アクセルキャンバー はその引っかかりを無くし深雪や新雪でもボード先端が雪の中に潜り込まず、自然な浮力を得るようなポジションになるという画期的なものだ。ライダーが自然なポジションで雪面に立った時にボードの形状が最高の滑走性能となるよう開発された。ノーズ最大幅から前足の辺りまで反りが全くなくフラットで前足辺りからテール最大幅3cmセンター寄りまで、アーチベンドの反りが入っている。(アーチ状のピークは後ろ足辺りとなる。)ライダーがボードの上に乗り雪面に立ち上がると、アーチベンドが潰され前足辺りからノーズ部分が雪面に触れているだけ、または少々持ち上がる状態になる。この状態はボードの滑走性能を最大にするためのポジションで、スキーの滑降競技などでの最高速を出すためのポジショニングも同様である。

アクセルキャンバーはA、B間にアーチ状のベンドが入っている。

後ろ足を踏み込んでボードがフラットになり、Cの部分よりノーズにかけて緩く雪面から浮き上がる。これによりボードの下を流れる雪との抵抗を極端に減らすのだ。

近年大手他社からもアクセルキャンバーに類似するシステムが発表されているが、アクセルキャンバーの様なボードセンターより後半にベントがあるシステムで重要なのは、ノーズに向かっていくロッカーのデザインである。オリジナル GENTEMSTICK アクセルキャンバーは、キャンバーが終了するポイントからノーズ最大幅までに特にこだわったデザインが施されている。重要な目的は、ノーズの雪面からの抵抗をなくす事である。

REVIEW

XYZ / Australia / 175 cm / 78 kg / 9 US M

I bought this as a touring board but have found it to be such a sick ride, that I've used it far more than my other boards this year when riding in-bounds as well. First up as a splitboard this offers great edgehold and fits nicely in the skin track when ascending, seems to have just the right weighting for easy kickturns. Going back down the all-mountain shape offers great versatility for control in icy wind scoured alpine regions, shines in the deep powder you made the climb for, and also performs well through the trees on the way back to the trailhead. What surprised me most about this board was how much fun I had on days when I rode it in-bounds in preference to my existing boards. It is a load of fun to put on rail on a fresh groomer, and eats up deep powder days and tree runs just as well. So much so that I am seriously considering adding an XY to the quiver... but where this board really makes me smile is those deep days in the sidecountry where you know you packed the skins in the backpack, and the snow is just that good that you go an extra ridge or two that most others can't, safe in the knowledge that it won't be much effort to get home :)