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MAGIC 38

MEN

ACCEL CAMBER

SPEEDMASTERの乗り心地をそのままに、日本の山々にあわせた取り回しの良いレングスになっている。基本設計に多くの時間を費やし、ファーストプレスから素晴らしいクオリティーで完成。非常にバランスの良いボードに仕上がっている。21-22シーズンからMAGIC38のアウトラインモールドをリニューアル。完成されたプロポーションはそのまま第2世代へと受け継がれる。

Model
MAGIC 38
Length
1680 mm
Running Length
1119 mm
EF.edge
1289 mm
Nose Width
300 mm
Waist Width
250 mm
Tail Width
296 mm
Sidecut R.
8330/8080 mm
Setback
-30 mm
Tapered
2 mm
Sidecut Dep.
25 mm
Cam.
2 mm
Stance Width
520-600 mm
Front Foot
◯◯●◯●
◯◯●◯●
Rec. Stance
520 mm
Rear Foot
●◯●◯◯
●◯●◯◯
PRICE
¥176,000
(税抜価格 ¥160,000)
ご注意
実際の商品とカラー・デザイン・仕様が異なる場合があり、予告なく変更することがございます。

FUNCTION

ACCEL CAMBER

アクセルキャンバーは1998年玉井太朗によってデザインされ、2000年にはテスト先行販売、01-02モデルに加わったSPEEDMASTERに搭載されたデザインであった。従来のキャンバー(ベンド)はターン時にエッジ全体に同じプレッシャーを与えてよりスムースで安定したカービングやターンを実現しようというものである。ボードの前後にある最大幅の約3cmセンター寄りまでアーチ状にキャンバーが入っている。このキャンバーを加重して雪面に押し付ける事によってターンを可能にする。スキー場のような2次元的(平面的)な滑走斜面や堅い雪面(アイスバーンや締まって硬化した雪面)では有効だが、新雪や深雪、または3次元的な自然の地形では進行方向とは反対の方向に反っている事で、かえって引っ掛かりやすく自由な動きを損ねるというデメリットがある。

GENTEMSTICK アクセルキャンバー はその引っかかりを無くし深雪や新雪でもボード先端が雪の中に潜り込まず、自然な浮力を得るようなポジションになるという画期的なものだ。ライダーが自然なポジションで雪面に立った時にボードの形状が最高の滑走性能となるよう開発された。ノーズ最大幅から前足の辺りまで反りが全くなくフラットで前足辺りからテール最大幅3cmセンター寄りまで、アーチベンドの反りが入っている。(アーチ状のピークは後ろ足辺りとなる。)ライダーがボードの上に乗り雪面に立ち上がると、アーチベンドが潰され前足辺りからノーズ部分が雪面に触れているだけ、または少々持ち上がる状態になる。この状態はボードの滑走性能を最大にするためのポジションで、スキーの滑降競技などでの最高速を出すためのポジショニングも同様である。

アクセルキャンバーはA、B間にアーチ状のベンドが入っている。

後ろ足を踏み込んでボードがフラットになり、Cの部分よりノーズにかけて緩く雪面から浮き上がる。これによりボードの下を流れる雪との抵抗を極端に減らすのだ。

近年大手他社からもアクセルキャンバーに類似するシステムが発表されているが、アクセルキャンバーの様なボードセンターより後半にベントがあるシステムで重要なのは、ノーズに向かっていくロッカーのデザインである。オリジナル GENTEMSTICK アクセルキャンバーは、キャンバーが終了するポイントからノーズ最大幅までに特にこだわったデザインが施されている。重要な目的は、ノーズの雪面からの抵抗をなくす事である。

REVIEW

Neko / ニセコ 札幌近郊 / Hair dresser
主にスキー場エリア内で使用。面ツルのパウダーも良いが、朝一のグルーマーが最高!ターンの質が気持ち良く、テールが良くしなるので、溜めの効いた粘りのあるロングターンで弧を描くように切れ上がっていく。沢地形や壁での動きもテールの使い方次第で自在。見た目以上に細かく動き、ツリーランも余裕でこなす。ブレーキ性能も高く、乗り心地が良く疲れない。初めて行く山に1本だけ持って行くなら、この安心感。

淡麗
パウダースノーでの安定感は勿論のこと荒れたボコボコの雪面でも自分がイメージするターンが可能。またスピードを出しても安定感が抜群で乗っていて怖いシーンが皆無。特にピステンバーンでのカービングは恐ろしいほどキレキレで彫刻刀で彫ったようなラインがたまらない。

tak / 日本 / 170 cm / 85 kg / 27.5 cm
長さを感じさせない扱いやすさで安心安定感を得られます。クルージング、地形遊び、パウダー、カービングこれ1本でいい感じです。

alife / 日本 / 174 cm / 63 kg / 28 cm
主に東北のゲレンデやバックカントリーで乗っていますがパウダー時はBIG MOUNTAINシリーズ特有のノーズエリアの広さが抜群の浮遊感を味あわせてくれます。板の長さの割にて小回りからビックターンまで描けるのが魅力で綺麗なピステンを高速でカービングするのが気持ちよいです。バックカントリーでは、雪質にとらわれることなく万能で荒れた面でも、がっちりグリップしていられるので安心して行動出来ます。Magic38最大の特徴は、急斜面を滑る時の安定性だと思います。そしてこの板は、持っていて間違いのない1本です。

てる / 日本 / 171 cm / 63 kg / 26 cm
21-22モデルを使用しておりますが、クルーザーに乗っているような乗り心地が最高です。

B / 日本 / 170 cm / 65 kg / 26.5 cm
フカフカのパウダー、綺麗なコーディロイ、午後から荒れ始めたバーンをホントに楽しめる板。 TT系は慣れるまで若干時間かかるけどマジックは長さがあるけどスベリだした瞬間から違和感なく滑ることが出来て驚きました。 お値段は高いですが手入れする時間さえも楽しめるので買ってよかったです 普通に乗ってればピンテール折れることはないかなと思ってます

雪国牛鍋 / 日本 / 169 cm / 69 kg / 27 cm
小柄な身長の自分には少し長いかなと思って、初めてコースを滑った時、一瞬にしてその考えは覆されました。バーンで大きなターンもさることながら、クイックなカービングにもまるでリアに操舵手が居るかのようにグイグイコントロールしてくれます。パウダーも然り、バックカントリーでは巨大なスプレーを上げる事も可能ですし、春のシャバ雪での壁ターンもバッチリ決まります。

jumpei / 日本 / 177 cm / 83 kg / 27.5 cm
GENTEMSTICKを乗るなら最初にとオススメされた一本。他にも選択肢はあったが、人生の中でGENTEMSTICKを複数本乗ることを見据えて、他の板を手に入れた時にまた「あいつ」に乗りたいと思える、戻れる板だと教えてもらい気に入って購入した。乗り味は、ノーズにややボリュームを持たせているため、カービング時にも、地形遊びにもノーズからしっかり雪面を捉えてくれる。パウダー時にもよく浮いてくれる。まさに「名機」。ノーズからセンターにテーパーしていて、カービング時に雪の流れを感じながらエッジ部分のどこにプレッシャーがかかっているかがとても分かりやすい。テールは、フィッシュテールではなくツインピンテール。フィッシュより頼り甲斐のあるテールで、より強い粘りを感じることができる。前述した通り、センターでテーパーしていること、alternative seriesより板が細いことから、bc時に日向、日陰などによるパウダーや重パウ、アイスバーンなどの微妙な雪の変化にも対応できる。名前の由来の通り、どんな斜度の斜面でも楽しませてくれる「magic」な一本だと感じている。

タミル / 日本 / 178 cm / 70 kg / 27.5 cm
大斜面、急斜面での安定感は抜群で気持ちよく安心して乗れるボード。仲間内ではTT他、二本目のボードとして所有しゲレンデを楽しく乗り分けてます。テールがしなりが病みつきなります!

AJ / 日本 / 168 cm / 67 kg / 26 cm
パウダーではダブルピンテールが沈み込んでくれるお陰でテール側に重心をかけずとも、ノーズが浮いてくれるし、スピードも出る。スピードに乗った大きなターンでもすれはま豪快にスプレーが上がるのでとても気持ちが良い。またピステンバーンでもターンの後半でダブルピンテールが粘り強く雪面に食いついてくれて、キレた伸びのあるターンをいとも簡単に実現してくれる。午後の少し荒れた雪面でも非常に安定感があり、まるで高級車に乗っているかのように楽しめる。さらに壁へのアプローチも1680mmあるとは思えない位スムーズでテールの抜けも良い。どんなシーンでもハイパフォーマンスを発揮するスーパーオールラウンダー。

タケ / 日本 / 178 cm / 75 kg / 26.5 cm
八甲田のディープパウダーはもちろん、白馬のスティープはバーン、朝一ピステン、荒れパウ。早い話どこでもこれ一本でこなせる私にとってのスーパーオールラウンダー。ありきたりですがアクセルキャンバーがもたらすカービング性能は説明不要です。

K.S / 日本 / 165 cm / 65 kg / 26 cm
走破性が高く、個人的にはオフロード車などの四駆のようだと思っています。 かと言って、スピード耐性も強く安定感があり安心して刻めます。 個人的にはバックカントリーや、行ったことのない広大なゲレンデの時は積極的に選んでいます。 また、圧雪がキレイなスキー場でも存分に威力を発揮するので、本当に大きな意味でオールラウンダーな板です。 慣れてしまえば濃すぎない程度のツリーランも問題なくこなせます。 そしてシャバ雪な春などに、ターンしている時のテールの粘る感じが分かりやすくて堪らなく楽しいです。